A Day In The Life

とあるプログラマの備忘録

画面デザインとオブジェクト指向

最近、デザイニング・インターフェースという本を読んでます。
そこでこんな文を見つけました。

アプリケーションは伝統的なウェブサイトとは違う。この違いを「名詞」と「動詞」の違いに照らして考えてみよう。ウェブサイトや、書籍、映画、音楽、グラフィックデザインなどその他多くのメディアでは、「名詞」を扱うことになる。あなたはそれらを整理し、表現し、カテゴライズし、索引化する。ユーザは、テキストや画像などの対象をどう扱えばよいか知っている。しかしアプリケーションは、その定義上、ユーザが何かを実行するために存在する。たとえば文章や画像の作成、取り引きの遂行、他のユーザとのコミュニケーション、データのトラッキングなどだ。つまりあなたが扱うのは「動詞」なのである。どんなと時でもユーザが次に何をすればよいか分かるように(あるいは少なくとも、次にどこを見ればよいか分かりやすいように)、インターフェイスをデザインする必要があるのだ。
ようは一般的なウェブページなんかは「名詞」を扱っていて、アプリケーションは「動詞」を扱っている。
で「名詞」を扱ってる場合、ユーザは対象をどうすればいいかを知ってるけど、「動詞」を扱っている場合、ユーザは対象に何かを実行しようとしているので、次に何をすべきか明確に分かるようにデザインしなさいという事です。
画面デザイン時に名詞と動詞を分けて考えると非常に整理しやすいなと。
よく考えてみるとオブジェクト指向もクラス=名詞、メソッド=動詞なわけでなにか接点があるような気がします。