A Day In The Life

とあるプログラマの備忘録

管理工数

プロジェクトの規模が増えると人の管理工数が増えます。

やれなんとか台帳だ、なんとか管理表だと次から次へと増えて行きます。

それに加えて進捗が遅れるとなんで遅れただの今後の工数見積もりだの余計にいろいろ増えます。

ある程度仕方ないわけですが、もともと無理なスケジュールな上に余計な仕事が舞い込んで段々悪循環になることもあります。
今その悪循環の真っ只中にいて毎日上司と言い訳を考えるミーティングを行っています。

ミーティングに参加してるメンバーは無駄なことしてるって薄々気付いているけど、どうすることもできないでもがいています。

結局プロジェクトマネージャと開発側との対立構造だけが拡大して誰も得しないという惨状を産み出しています。

管理側と管理される側、双方自分の立場でしかもの言わんかったらいつまでたっても話し合いは平行線。で結局その被害をこうむるのはユーザなんですよね。
納期と品質この2つの対立がプロジェクトマネージャと開発者の対立を生んでいます。

どちらも大事で片方だけをとることはできません。

ただ納期を守るために人を増やすという安易な考えには賛同できません。

仕事によって最適な人数ってのがあってコミュニケーションを大事にしないといい仕事はできないと思っています。

人を増やしたからはやく終わらせろってのはどうも納得がいきません。

人がモノのようにあつかわれ使い捨てられるこれが一番悲しいです。
大規模プロジェクトにいるとだんだん人が人でなくなっていくような気がしてなりません。