QUAD33が我が家に来ました。
プリアンプ(Elekit TU-875)の調子が悪かったのでついに買いました。
QUAD33という1960年代に生産されたプリアンプです。
まぁちょっとしたビンテージオーディオです。
画像の右側がQUAD33、左が6年前にキットで製作したパワーアンプです。
QUADの製品はどれもデザインが特徴的で非常にかっこいい。無名の質ってやつでしょうか…。
日本のメーカーには何年かかろうが絶対にマネできないでしょうね。
音も非常に良くてこのアンプに変えてから音がクリアになりました。
一つ一つの楽器やボーカルがリアルになったというかそんな感じ、あと音のうるささもなくなったように思います。
購入してから苦労したのがパワーアンプとの接続でした。
QUAD33の接続はすべてDIN規格になっていて現在一般的に使われているRCA規格とは違うんですね。
CDやレコードプレイヤーと接続するためのRCA-DIN5ピンケーブルは付属してたのですが普通のパワーアンプと接続するRCA-DIN4ピンケーブルが付属してなくて、さらにこれがまた市販してなくて困りました。
メンテナンスをしている輸入代理店に聞くと入手に2週間ぐらいかかると言われ一刻もはやく聴きたい僕は2日間秋葉原をさまよい、ようやく平方電気という専門店を見つけそこで作成してもらいました。
店の親父さんがとても親切でアナログ再生のこといろいろ(昔のLP聞くならカートリッジはMMの方がいいとか)教えてもらいました。
苦労したかいあって初めて音が出たときは感動しました。
ちなみに音だしチェックをしたレコードはジミヘンのElectric Lady Land、同じくシングルレコードはBeatlesのDon't Let Me Down、同じくCDはツェッペリンのBBC Sessionsでした。
40年も前のアンプが現役で使えるというのがオーディオの面白いところです。
PCだと絶対にありえませんからね。