A Day In The Life

とあるプログラマの備忘録

契約による設計と言えば・・・

オブジェクト指向入門 第2版 原則・コンセプト

翔泳社

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今日やっと読み終わりました。

メイヤー氏のオブジェクト指向入門第2版の上巻です。(下巻は今年の夏ごろに出るらしいです)

上巻のくせに900ページもあるし価格も7200円+税とかなりお高めです。

しかし内容はかなりいいです。

この内容で7200円だったらかなり安い!そう思わせる本です。



オブジェクト指向について1から事細かに説明されています。

この本で出てくる言語はPascalに似たなぞの言語ですwそれがなんという言語か下巻で明らかになるはずです。(このネタ有名なんで知ってる方多いと思いますが一応)



Javaがこの本で紹介されている言語にかなりの影響を受けているのがわかります。(assert,Genericsなど)

オブジェクト指向を通してJavaを冷静にかつ客観的に見ることができました。

XPのテストファーストもこの本で説明されている「契約による設計」に影響を受けたことがわかります。

総称性(Generics)が静的型付けオブジェクト指向言語でいかに大切かわかります。

この本のおかげでJavaGenericsもわりと簡単に理解できました。



いままで曖昧だった知識が一つ一つ理解できるようになって積みあがっていく感じが楽しくて最高でした。時間はかかりましたが読んでよかったです。



これだけの大型本は読み終わった後の達成感が格別ですね。